10億円プレイヤーのHAGEさんがゲスト参加!
――今回は3月4日のFXコレクティブに登壇してくれるHAGE(HG)さんにも参加していただきました。よろしくお願いします。さて、振り返っていただくと14日は米CPIの発表でした。
14日は夜までマイナスだったんですが、米CPI後にプラスに持っていけました。やっていることはいつもと同じで、発表後にスプレッドが落ち着いたところで高値・安値をブレイクアウトするところを狙っていただけです。
苦しいところもできるだけ握った結果、5pips、6pipsと伸びてくれることもあってプラスになった、という感じですね。
CPIの日はトータル118万円勝ちですね。僕、指標は強いんですよね。雇用統計も1年のうち9か月か10か月は勝てる。
――指標ではどうトレードしているんですか?
説明が難しいんですが、発表の5分後、10分後くらいからですね。たとえば「発表後に上へ跳ねて高値をつけたけど5分後に陰線となり戻ってきた」というとき、高値から3分の1くらい押したところでのロングが好きです。「ゼンモ(全戻し)するのか?!」っていう思いがあるのでロングするのは怖いんですが、1時間足が上なら入ってもいいなって。ラウナン(ラウンドナンバー)とかでも入ることがありますし。
自動逆指値を徹底したらなんとかなりそうですよね。
スプレッドが開かず自動逆指値がきちんと機能してくれれば、なんとかなりますよね。
135円の攻防はドロ沼の消耗戦に
――135円台に載せた一昨日(2月17日)はいかがでしたか? ツイッターを見ていると135円の攻防で消耗した人も多かったようですが……。
それ僕ですね。上に行きそうなのに行かずに負けて、1分足が下げそうだからってショートして負けて、気づいたら上・下、上・下ってやられて300万円以上負けてました。
135円を抜けるまでに激しい攻防がありましたよね。ロングがそうとう負けたあとにやっと抜けて、でも抜けた足の長さも微妙だった。長く握っても下ふりで切られただろうし、ブレイクしたら乗っていこうという人もやられただろうし、2段目の動きも行ききれなくて、期待にそぐわないブレイクでしたよね。トータルでプラスにするのが難しい攻防でした。
僕は朝から15回くらいしか打っていなかったんですが、いらんことをせず打っていたら勝てましたね。17時台に135円を一瞬つけたところは逆張りです。
あれは取れましたね。上ヒゲでショートを入れて右手のマウスで利食うと同時に上目線だったので左手のマウスでロング、みたいな。1秒後にはロングがとんでもないマイナスになり、それからあれよあれよと負けましたが……(苦笑)。
――HAGEさんは安定しているイメージでしたが……。
たまに壊れるんですよ。年5回くらいですかね。風呂に入って落ち着いてから少し取り戻しましたけど。
米ドル/円 1分足
「1月18日」を境に値動きが変わった
――2023年の調子はどうですか?
1月は+3150万円ですね。1月半ばまでの利益がほとんどです。
1月18日の日銀を境にして動きが悪くなりましたよね。
本当にそう。こんな値動きへの僕の対抗策は遊びにいくこと。1月は日次で全勝なんですが、+3万円みたいな微プラスで「今日はもういいや」って遊びに行った日もあります。どんな相場でも稼げるわけではないし、とくに今月は難しい。スキーやスノボに行く日が増えています。
僕は日銀の日に食らった2000万円近いマイナスをやっと返せました。1月トータルでは600万円くらいですね。
僕は1月+2100万円くらいです。HAGEさんには恩があって去年の大相場で取引履歴をツイートしてくれたことがあった。それをチャートでトレースして大相場の勝ち方に確信が持てるようになり、一段階うまくなれたんです。
大相場はむちゃくちゃ行っていいと思うんです、技術と経験があるならば。
ジュンさんが言う「大相場ではバカになれ」ですね。
HAGEさんとジュンさん、狙うポイントの違いは
ジュンさんは手数が多いですよね。多分、僕はジュンさんの3分の1くらいしか打たない。
動くと思ったらむちゃくちゃ打ちます。逆張りだと打つ場所ってほぼ一緒だと思うんですが、順張りは違いますよね。僕は動き出すところが好きですが、HAGEさんは動いたあとから入る。
僕はビビリだから「動いた」という結果を見てからじゃないと入れない。ジュンさんやジジさんは「動き始め」から行きますよね。
僕は逆に動いたらもう手が止まってしまう。ゴールしたって思ってしまうんで。
あんたのゴールがおれのスタートや!(笑)