今週のトレード
米ドル/円買い@139.20(7月12日)→損切り138.20(7月13日)
損益-100pips
米ドル/円売り@138.75(7月13日)→利益確定@138.40(7月13日)
損益-35pips
豪ドル/円売り@95.10(7月14日)→損切り@93.95(7月18日)
損益-115pips
米ドル/円買い@138.40(7月18日)→保有中
含み損益+155pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
反転したドル円、「140.20円」は2つのポイントが集まる
――米ドル/円は140円手前まで上がってきました。
海外勢によるYCC(イールドカーブ・コントロール)修正期待で売られていましたが、昨日の植田・日銀総裁の発言で「下がらない雰囲気」になってきましたね。
――「持続的・安定的な2%のインフレ達成というところにまだ距離がある、との認識がまだまだある」との発言ですね。
その発言があってから140円手前まで上がってきましたが、この上昇は2段階だったと思います。発言が伝わった直後の「円安による上昇」と、それが短期間で終わったあとの「ドル高による上昇」です。
――円安の部分では、植田発言で海外勢のYCC修正期待は消えるのでしょうか?
まだもう一回くらいは下攻めがあるかもしれません。ただ、7月に政策変更がある可能性は3割くらいと見ており、基本的に米ドル/円は買い回転でいいのではと思っています。
米ドル/円 日足
フラッグを形成中の日経平均、今後の動きは?
――日経平均は6月からの調整が終わりつつあるようにも見えます。バカラ村さんが先週、指摘していたようにダブルトップではなかったようですね。
ダブルトップは「トレンド転換」のパターンですが、フラッグは「トレンド継続」のパターンです。ダブルトップだとすれば「日経平均の上昇トレンドが転換する」ということになりますが、これでトレンドが終わるとは思えませんでした。
米国株も下がりそうであればダブルトップの可能性も考えたと思いますがダウ平均も三角持ち合いでしたから、やはりトレンド転換を示すダブルトップではないだろうと。
――フラッグは5波構成で上抜けるパターンですから、だとするともう一度、下落してからの上抜けですか?
5波構成で上抜ければ形としてはきれいですが、気になるのはフラッグを形成してから1か月を経過したこと。フラッグは通常、3週間程度で上抜けるイメージがありますが、すでに1か月。こうした場合は5波構成ではなく、このまま上抜ける可能性も出てきます。
――日経平均が上抜けるなら、ヘッジの米ドル/円買いが入り、3月からの円安の再来とはなりませんか?
フラッグとは言ったものの、このまま強く日経平均が上がっていくイメージもないんです。フラッグを上抜けるもののさほど上がらず横ばいとなる展開も想定しています。
日経平均 日足
高金利通貨・南アランドが強いチャートに
――そうすると米ドル/円の今後は米ドル次第ともなってきますね。ドルインデックスはサポートだった100.80を割って大台の節目である100も割り込みましたが、この数日は戻ってきています。
ドル安が収まったとは思っていません。ドルインデックスは戻ってきても100.80が今度はレジスタンスとなるでしょうし、その上の102もレジスタンスとなるポイントです。
米ドル/円、それに今日発表されたCPIが予想よりも低かった英ポンド/米ドルのせいでドル安が一服したように見えますが、ユーロ/米ドルはまだ上がりそうなチャートです。最近は1.15という数字をよく目にしますが、チャートを素直に見れば、1.15あたりがターゲットとなるのでしょう。
普段さわらない通貨なのでトレードしていませんが、スイスフランも強いですね。
――その他、他通貨で気になるチャートはありますか?
原油が短期のレンジを上抜けてきたことでカナダドルが買われるのかもしれません。
それと南アランド/円ですね。7円を割らずに上がってきて、高値をうかがっています。月足だとまだ右肩下がりですが、高金利通貨であることを考えれば横ばいでもいいわけですから、スワップ狙いの人には面白いかもしれません。
南アランド/円 日足
「バカラ村のFXトレード日報!」2022年からの獲得pips
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