淡々としたハイライトなき1日
――昨日(12月14日)の夕方、日銀報道で急落する場面がありました。
あの瞬間はトイレに行っていたので見ていません(笑)。
僕も子どもと遊んでいてアラートで気づき、デスクへ座ったときにはもう戻っていました。
戻ったあと、もう一度135円を割ったところは取れていますね。135.007円でショートし、6.4pips取れています。
僕は朝から淡々と利益を積み上げて、NY時間のレンジで「もうやめよう」と。トータルで+20.5pipsでした。とくにハイライトらしい場面もなく、17時くらいまでに積み上げた利益がほとんどですね。
12月14日 米ドル/円1分足
「ここで走らないならやめる」
僕は+33.1pipsでした。FOMCはもう年末ですし取引環境もよくなかったので見ずに寝ました。
僕も見ていないんですが、NY時間に「ここは絶対行くやろ」というレンジ抜けで行かなかった。レンジの外側でボラが落ちるようなら今日はもうダメやな、と。
僕はレンジを下に抜けたら売って、走らんかったら勝って、それでも上がらかったら売ってと、ガチャガチャやるほうなんですが、上も下も伸びませんでしたね。伸びても一瞬で終わるから利確できへんし、スプレッドも広がるし。
「外側もダメ、内側もダメ」を数回繰り返してダメなら、もうあかん、ってなりますよね。
今年勝ち始めた人へのメッセージ
今年勝ち始めた人は初めて経験する、勝てんくなる時期かもしれないですね。ここで焦って崩れてしまう人は必ずいると思う。こういう時期には、ツイッターの収支報告が毒になるかもしれない。
ツイッターを見ていると、この相場でも勝っている人がいるんですよね。とくに「逆バリ・ナンピン勢」はこういう相場で強い。
「順張り・即切り勢」には勝ちにくい相場なのに「おれも負けたらあかん!」とエンジンを吹かすと余計やられる。「今をどう過ごすか」、意識してほしい。
ツイッターを参考にするなら収支だけでなく、「その人がどんなスタイルなのか、どんな相場で勝つ人なのか」を知っておかないと毒になりますね。自分と近いスタイルの人なら「あの人が勝ってるなら、おれも勝たんとあかん日やった」と参考になるけど、スタイルが違うなら参考にならない。
12月20日の日銀までなのか、年が変わるまでなのか、時期はわかりませんが今の閑散相場が終わるまではガツガツ打たんほうがいいですね。