今週のトレード
豪ドル/円買い@90.50(5月31日)→損切り@91.35(6月2日)
損益-85pips
英ポンド/米ドル売り@1.2405(6月5日)→保有中
含み損-45pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
トルコリラ急落! セリクラを見抜き、立ち回るには
――今日はトルコリラが急落しています。この10日ほどで15%下落し、現在は6円割れ寸前です。
背景でいえば、国営銀行が通貨防衛のための為替介入を停止した、というニュースが出ています。
――トルコリラは今日でセリクラ(セリング・クライマックス)となるのでしょうか?
まだセリクラとは思えないですね。2021年12月はセリクラだなと思いましたが、それは1か月ほど強い下げが続いてからの急落だったからです。今回も落ちてはいますが週足レベルだと、まだ大したことはありません。
トルコリラ/円 日足
――前回のセリクラで、バカラ村さんはつっこんで買っていましたよね。
あのときはトルコリラにポジティブな材料が出て反転してから買いましたし、そこから2円、3円下がっても買い増せる余力も残していました。今回はまだ買いたい気持ちは湧いてこないですね。
そもそも主要通貨のセリクラであれば突っ込んだところを買いやすい。主要通貨は超長期でレンジになることがほとんどだからです。ところが新興国通貨はレンジとならずにひたすら下げることもある。よほど確信がないと、セリクラが来たとしても買えないですね。
トルコリラ/円 日足(2021年末前後)
ドル円と米10年債利回りとの連動は続いてる
――メルマガでは、英ポンド/米ドルの売りポジションを保有中ですね。
失敗だったかもしれませんね。対豪ドルで売るか、対ドルで売るか迷って後者を選択したのですが、英ポンド/豪ドルのほうが勢いよく落ちています。
ただ、ドルインデックスのチャートは時間調整をしているだけのようにも見え、ドル高が再開する可能性もあるため、まだ保有しています。
――米ドル/円は膠着していますね。ツイッターでは後藤達也さんによる「ドル円、なにと連動?」とのツイートがバズっていました。最近は米国株、とくにナスダックとの相関性が強まっている、と。
僕は変わらず、米金利、とくに長期金利との相関性が今も強いと思っています。1時間足などそっくりな動きをしていますから。
米ドル/円 1時間足
VIX指数はコロナショック前の水準まで低下
米国株といえばVIX指数が気になりますね。足もとではコロナショック前の水準となる14ポイント台まで下がってきました。債務上限問題が解消し、6月の利上げも見送られ、銀行破たんの危機もうやむやになり、株式市場に悪材料が見当たりません。
――いずれショックが来る、と?
今はまだ「楽観の始まり」に過ぎず、誰もが楽観的なことを言い出し「総楽観」になったときが危ういんじゃないでしょうか。
為替市場はというと大きな材料が見当たらず、しばらくもみ合いが続き、強いていうならば金利が相対的に高い豪ドルや米ドルが買われやすくなるのかもしれません。
NZドル/米ドルはレンジを下抜けたのですが、以前のサポートライン近くまで上がってきました。このラインを超えるようだと豪ドルも含め上がりやすくなるかもしれませんね。
NZドル/米ドル 日足
――来週はCPIやFOMC、日銀などイベントが集中します。メルマガも好調が続いていますし、大きな動きを期待したいですね。
「バカラ村のFXトレード日報!」2022年からの獲得pips
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