――夜はADP雇用統計や米GDP改定値、シカゴ購買部協会景気指数など指標ラッシュでした。
指標の合間のボラが出ている場面で短期的なブレイクアウトがしっかり伸びてくれました。最近は難しくなってきているので、上も下も狙うのではなく本来自分がいちばん得意とするブレイクアウトだけを追いかけるよう、心がけていたのがよかったです。
僕は指標があるのを忘れていて風呂に入ってました(笑)。23時45分のシカゴ購買部協会景気指数はびっくりするくらい動きましたね。
あれはびっくりしました。夜は25時すぎ、月末フィックスまで見ていましたが、ちょうどいいボラが出てくれた。
パウエル講演から大きく崩れたドル円
――ジュンさんは27時30分のパウエル講演までトレードしていたんですか?
やりましたね。あまりよくなかった。直後からずっと逆バリのロングで攻めて連敗して……。
周囲に聞いても、ロングで戦いたくなる挙動だったみたいですね。
ヤバいなと思いながらも28時すぎにやっと反発して29.1pipsとれた。それまでの負けを取り返したっていう感じですね。
11月30日 米ドル/円1分足
反発ではダウ理論が崩れるまでは握り切る
ジュンさんが得意な「Vをとる」パターンですよね。
大きく下げている局面ってどこかで反発があるものなので、最後は全力で入れました(笑)。
ジュンさんは底で仕込めたときは、途中で多少揺らいでもダウ理論が崩れるまで握る。頂点よりは数pips下での利確になりますが、崩れるまでは握りたおす。僕にはできないトレードです。
上昇が終わるまで握り切ろうと。一直線に上げるときは、上がり続けるかぎりは持つので。
「走ったところで頂点をとろう」と思っているとできないトレードですよね。すごい根性しとるなって(笑)。