ボラが再び拡大してきたか
――FOMCの日(6月14日)の平井さん、65pipsと好成績ですね。
ニューヨーク時間やFOMC後のブレイクが伸びてくれました。チャートで方向感を探って握っていれば行ってくれる。握力は問われますが、苦しい瞬間を耐えればめちゃくちゃ伸びた印象です。
――苦しい瞬間とは?
入り口ですね。利益が乗ってからではなく入り口のところ。そこを持ちきれば、あとは1分止まらへん、みたいな。
僕はFOMC後は1トレードだけです。夜中に起きてちょっとチャートを見たとき、足がマウスに当たってポジってもうた(笑)。
「2段」のブレイク
――昨日(6月15日)も年初来高値を更新し、よく動きました。
朝に勝てたんですが、夜にめちゃくちゃ負けました。このところ朝の値動きが悪かったんですが、仲値で動く日もあるし、この数日、やっと取れるようになってきた、という感じですね。
昨日の高値更新は「2段」で行くことが多かったですよね。「E計算値」をイメージしながらチャートを見て「ここまで握る」とか、そういうことをできた人が大きく勝てた日だったと思います。
――「2段」で上昇するとき、「一度のエントリーでまとめて取る」か「2回に分けて取る」かは?
僕は分けますね。1ブレイクで15pips伸びたとしたら高値を抜けるごとに細かく3回くらい入っている印象です。
僕は「抜け」を狙うとスプレッドで入れないことが多いこともあって、「抜けるまで」が好きです。「上に確定したな」というところで入って抜ける前に決済する。
「値幅観測論」4つのターゲット計算
ダウオープンからの値動きがよくなってきた
あとはニューヨーク時間がよくなってきました。去年からずっと悪かったんですが、この2、3日はダウオープンからよく動いている。ジュンさんのいう「バカになれ」の感覚で思いっきり打っていい傾向が出ています。
ただ死ぬ瞬間もあるのでブレーキを踏んで手を止めながら、強気にポジションを取っています。
伸ばそうとする人が取れる相場になってきた感じですね。