円安トレンドのピークは近いか。「未曾有の買われすぎ」を示すユーロ/円

145円台を一瞬つけるかもしれませんが、そこで売っても大丈夫ではないかと思います。

ユーロ/円は完全に買われすぎ状態です。MACDを見ると、過去にない水準まで上がってきました。売りたいのですが、まだチャートが売りの形になっていないので待っているところです。

当時はアベノミクスが進行中で次から次へと円安材料が出ていました。今はそこまで円を売る材料があるわけではないですから、これ以上、上がる材料があるかとうと疑問です。

そうですね。ただ昨年10月もMACDが高水準まで上がってきましたが、レートが下がり始めるまで数日かかっています。その前にも下がるまで1週間ほど待たされたことがありました。それだけ待たされるのはつらいので、今は4時間足や1時間足まで時間軸を下げて売りの形になるのを待っています。

「首吊り線が出て次の足で下がり始めたら天井確定」というイメージだったんですが、翌日の日足も下ヒゲでむしろ上がりそうだったため、売っていません。ただメルマガがなければ158円台後半は売ってもいいかなと思っています。

そろそろ円高へ転換するのではとの思いが強すぎるのかもしれませんが、日銀はいつ金融政策を変更してもおかしくないですし、もっと手前で言っても今週後半、つまり今日から3日間も要注意なんです。来週火曜日は独立記念日でアメリカが休日なのでポジション調整の動きも出やすいですし。

資源国通貨が売られるのかなと。米ドル/カナダドルもいったん反発してカナダドル安に向かっていますし、NZドル/円は週足の高値を更新しましたが今日は長い陰線となり天井感があります。