CPI後、どうトレードしたか
昨日(12月13日)はロンフィクまでやりきったんですが大変でした。+11.2pipsです。
やりきってその数字……戦ってますね(笑)。
ピークで30pipsくらいあったんですが、ロンドンフィックス(25時)までの1時間が地獄。抜けても伸びないし、ローソク足1本1本は長いので見ていると行きそうな気がして入らされる。減らして減らして……。チャートの前にいた時点で負けでした。
指標直後から値動きのパワーは逓減していく
――何が違っていたのでしょうか?
ジュンさんが「力を溜めるレンジ」と「力を溜めないレンジ」と言っていたんですが、昨日は結果的に「力を溜めないレンジ」やったんかなって。いさぎよく「ここで伸びないなら、このレンジは手を出さん」とあきらめればよかったです。
指標の直後ってついブレイクアウトを狙ってしまうじゃないですか。発表直後は値動きにパワーがありますが、徐々に低下していくわけですよね。収束していく値動きに対してブレイクアウトを狙うのは合理的ではないんじゃないか、と。
たしかに時間的にも出来高が細くなっていくし、チキンレースになる。最後には負けるのがわかっている戦いですね。
12月13日 米ドル/円1分足
「他通貨にふられるだけ」のレンジ
「力を溜めないレンジ」でいうと、たとえばユーロ主導の相場もそうですよね。米ドル/円が動いているように見えてもユーロ/米ドルにふらされているだけ、みたいな相場。チャートは力強そうに見えるからブレイクアウトで入りたくなるけど、ただ揺れただけの動きの天井をつかみにいってしまうから最大効率で負けてしまう。
ユーロにふらされているだけならメカニズム的にもパワーが溜まるわけがないですよね。
昨日僕は+44pipsでした。米CPI以降だけだcと21pips。手数が少なかったですが、勝ちも負けも普段より大きくて、運良く勝ちによったところでやめた感じです。
――1回のpipsはどのくらいだったんですか?
勝ちが3~6pips、負けが2~3pipsくらいじゃないですかね。9pips取れたところで後はもうやめとこって。
荒れたCPI後、スプ拡大が続いた
――CPI発表後のスプレッドはどうでしたか?
指標の直後はやりやすそうな動きでしたがが、スプレッドが広くて入れませんでしたね。
30分くらい、ずっと広がっていたんじゃないですか。開くといっても1~2pips程度であれば、あのボラなら覚悟して入れるんですけど、それ以上開くとさすがに踏む勇気が出ません。