今週のトレード
英ポンド/米ドル売り@1.2405(6月5日)→損切り@1.2495(6月8日)
損益-90pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
IMMでは円売りが拡大中
――イベントの多い1週間が始まっています。昨日(6月13日)は米CPIでしたね。予想よりもやや弱い結果となりました。
メインは今夜のFOMCなのでCPIでは大して動かないだろうし、弱い結果となってもドル安は続かない、動くとすればドル高方向だろうと思っていたのでデイトレードではロングしていました。
――メルマガでも配信していたシナリオですね。実際、発表後に米金利が上がるとともに米ドル/円も上がりました。
あそこまで跳ねたのは、市場全体がショートだったのかもしれないですね。気になっているのはIMMポジション。円は10.5万枚のネットショート(米ドル/円の買い)です。
米ドル/円 週足
――円ショートは1ドル150円台をつけた昨年10月と同水準の多さです。
数日上がって142円程度までいって、その上昇がダマシとなって下がり始めてIMMポジションが崩されていく、というイメージですね。
ドル円は短期上昇、中期下落か
――米ドル/円はまだ上昇余地がある、と?
米長期金利(10年債利回り)のチャートは下がりそうになく、横ばいか上に抜けるか。仮に金融不安前の水準まで上がったとすると、米ドル/円は143円程度まで上がるはず。
ただ、米長期金利も今年の高値を超えるのは厳しいでしょうし、日銀への警戒感もあります。
――日銀会合は16日(金)ですね。JPモルガン証券や三井住友銀行のアナリストがYCCの修正予想を出しています。
修正を予想しているのはアナリストの1割程度だそうですが、いつ修正があっても不思議はないと思っています。
――短期的には上、中期的には下、という目線ですね。
メルマガでは短期のポジションは配信していないのですが、「今夜のFOMC前後で絶対トレードしろ」と言われたら、139円台前半から半ばくらいまで下がったところで買って、上がったところで決済するでしょうね。
――デイトレードくらいの時間軸でのトレードですね。
そうですね。デイトレでガチャガチャする感じです。指値やIFO注文でもいいかもしれません。
FOMCでのトレードシナリオ
米ドル/円 139円台前半で買い→140円前後で決済
ドルストレート、トルコリラの見通しは
あとはレンジ上限に近づいている豪ドル/米ドルを調整狙いでショート。
あるいはユーロ/米ドルですね。1.0800ドル、10850ドル、1.0900ドルにそれぞれ大きめなオプションがあるようなので1.08ドル台後半は売って、1.08くらいで利食うようなシナリオです。
デイトレードシナリオ
豪ドル/米ドル 0.68ドル前後で売り→調整狙いなので早めに利益確定
ユーロ/米ドル 1.08ドル台半ばから後半で売り→1.08ドル前後で利益確定
――メルマガでは、英ポンド/米ドルの損切りがありました。
含み損の期間が長くなってしまったので気持ち悪かったですね。僕自身、レバレッジをかけてトレードすることが多かったので、含み損を抱えるとキツい。切ろう、切ろうとします。
反対に利益確定はなるべく伸ばす。それが、個人投資家が少ない資金を大きく増やすやり方のひとつだと思います。今もその習慣は抜けないですね。
――先週、言及のあったトルコリラはいかがですか?
来週6月22日に中銀会合が開かれます。JPモルガンは「現在の8.5%から25%への政策金利引き上げが検討される可能性」と指摘しています。25%は極端にしても、利上げを予想する声は多い。
今のスワップ金利の水準でも、レバレッジをかけずに買って4年ほど持っていれば元本が取り返せる計算になります。買いを検討したくなりますね。
――同じように考える投資家が多いのか、くりっく365の個人投資家ポジションは大統領選挙後にロングが急増しています。
買うとしても一度にまとめて買わずに買い下がる余地を残しますし、利上げ予想が多いわりに上がっていないのも気になります。もう少し様子見でもいいかもしれません。
トルコリラ/円 くりっく365建玉
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