ジュンさん、平井さんの獲得pips(6月21日~7月10日)
ボラ拡大、大相場へ
――久しぶりの更新となってしまい申し訳ありません。この間、ボラが高まり大相場となってきました。今日(7月11日)の朝もボラがありましたね。
昨日の朝は仲値に向けて上がっていったじゃないですか。「今日も同じような感じになるんじゃないか」と思っていた人が多いと思うんです。
実際に東京オープンでは上がっていきましたが、急反転して安値を更新してしまった。このまま下かと思ったら、また上げて……。
――ボラはありますが、方向感は定まりませんでしたね。
HGさんのように方向を定めて打つ人にはしんどかったかもしれないですね。
――HGさん、ツイートしていましたね。「-100」と。
僕は買いも売りも柔軟に打つほうですけど、やっぱり持ちきれなくて、仲値でやっとプラスになりました。
僕も同じですね。今朝は仲値でやっとプラ転しました。オープン直後は、ダラダラ上げるわりにローソク足が高値では張りつかず、シュンシュンとリバったので上が弱くみえて、ショートで何度も負けました。
「目線固定」と「長く握る」
――平井さんは14日中、マイナスが3日。安定感のある平井さんにしてはマイナスの日が多いように見えます。
秒スキャでは振り落とされて持ちきれない動きが多い毎日だからこそ、みんな「目線を固定して長く握ろう」と試みていると思うんです。
僕も同じで、最近は長いトレードをひたすら研究してます。その結果、上手く行くとき/行かないときの差が大きくなり、マイナスの日がチラホラでてきています。
――打ち方を変えてきているんですね。
「目線固定」は単純な秒スキャよりも間違いなくレベルが高い技術だと感じていて。
僕はまだその道の初心者ですが、HGさんを始め上手い方々が大きく負けてる場面を目撃すると「上手いからこそ負ける」という、その土俵にすら立ててない自分を反省しています。「上手い人が負けてて自分は勝ってるから良し!」なんてまったく思いません(笑)。
だけどノイズの大きいこの動きの中で、長めのトレードが上手くなってきる実感は確実にあるので、これからも頑張りたいですね。
――値動きはどうですか?
今朝は動き出す瞬間にティックが飛んで、そのあとはジリジリ行くので難しかったかもしれない。動き出しが飛ぶので入れないし、途中から入って持てるような値動きでもなかったので。
僕も今朝は「こっっちだろう」と予想してエントリーする「先入れ」で前のめりに打ったのですが、それでも持ちきれない。まあでも、最近の東京は「先入れ」で戦ってます。
逆張り派がヤラれた米雇用統計
最近のハイライトは7日の米雇用統計ですかね。ここで公開している口座だとプラスですけど、別口座でごっつい負けました。発表後に下げて上がってV字になり、しかも22時すぎに発表前の高値を更新しましたた。
大きく下にふってからの高値更新だったので「今度は上げのターンになるんじゃないか」ってロング目線になってしまった人は多いんじゃないですか。
――22時すぎに高値を更新したものの、そこからは大きな戻りもなく、落ちていきましたね。
僕もそうなんですけど、ぜんぜん戻らずにえらい下まで連れていかれた。4000枚で20pipsくらい食らっていたポジションもあったので、あやうく「-1000万コース」でした。
ロングを狙ったこと自体は悪くないと思うんですが、想定を超える下落となった時点で「しつこくやったらあかん」と判断しないといけなかったですね。
途中で日足や4時間足を見たらごっつい陰線。長い足への逆張りは天底を当てるのに近いトレードになる。天底を当てるのは至難の業だと思うし、あの場面でロングを握るっていうのは、それに近いことをしてしまったなって。
米ドル/円 1分足
雇用統計、僕も難しかったです。僕は指標に関しては、目線を固定して握るって事をあまりやったことがないんですが、秒スキャで取るには上・下いずれも動きが悪かったです。
雇用統計の日、ナナキさんは100万超え。シンプルに高値・安値を狙っていた人はよかったのかもしれないですね。
――雇用統計の日、どうトレードしていたのか、ナナキさんからコメントをもらいました!
あの日はボラティリティーがあったので上手く増やすことができました。トレンドが出たら基本そちらにエントリーしていましたが、 反転にもかなり警戒しながらのトレードです。 最近はトレンドが出ても節目に当たる前に反転してしまうことも多いので、目線を固定させすぎず、柔軟に対応しています。
ナナキさん
「今週は相場に張りついたほうがいい」
――今週は張りついたほうがいいですか?
動いているときはチャンスなので、張りついたほうがいいんじゃないですかね。最近は経済指標でもよく反応しているし、普段見ていないと傾向もわからなくなるので。
断然張りついたほうがいいです。僕らは今勝たないとダメ。とてもエキサイティングな相場なので、毎日が楽しいです(笑)。