年末は仲値に向かって異常な一方通行が出やすい
――今回は12月27日から30日までの収支をまとめてお伝えします。
27日が+21.3pips、28日が+9.7 pips、29日が+12.9 pips、30日が+2.2 pipsですね。
僕は27日が+13 pips、28日が+10.3 pips、29日が+1.5 pips、30日が-4pipsです。今日(30日)は朝だけやって、あとはもうやらないので今年のトレードは終了です。
僕もそうですね。
――1年の振り返りは別の記事を作りますね。27日からの4日間、年末の薄い相場の中、どんなトレードをしていたんですか?
基本、朝だけやっていました。仲値に向かう動きに順張りする、ということをひたすらやっていました。
年末最後の1週間の「傾向」として「仲値に向かって異常な一方通行が出やすい」というのがあるんです。26日月曜日も仲値に向かって一方通行で下げていき55分できれいに反転したし、27日は上方向の一方通行が出ました。
僕もそういう「傾向」があることはわかっていたので一方通行に乗れたら強めに握り続けるようにしていました。上方向の一方通行が出る可能性がのほうが高いため、朝の時点ではロングにバイアスを傾けますが、下方向に流れが出始めたらショートです。
12月26日 米ドル/円1分足
「傾向」を利用したトレードの「やめ時」
――今日(30日)の仲値では「傾向」が決まらなかったようにも見えます。
こういう「傾向」を利用したトレードは、最後には効かなくなって「負けて終わる」ことになります。難しいのは「いつやめるのか」。もうダメだなと思っても2、3日ずるずるとやってしまう。僕は今日はもうダメそうだなと思ってロットを減らしていました
12月27~30日 米ドル/円1分足
「傾向」を調べるのに便利なiPhoneアプリ「FX検証」
――そうした「傾向」はどうやって調べるんですか?
「FX検証」(iPhone版のみ)というアプリが便利です。日時を指定し、1分足をさかのぼれるので「3年前の仲値はどうやったやろ」というとき、すぐに確認できます。
これ、すごく便利そうですね。いいの教えてもらった。