今週のトレード
米ドル/円買い@139.85（7月27日）→建値決済@139.85
損益±0pips
米ドル/円買い@142.05（8月1日）→利益確定@143.25（8月1日）
損益＋120pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のＦＸトレード日報！」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
ドル円、2つの押し目水準
――月曜日深夜（8月1日0時）にロングした米ドル/円ですが、翌日には利益確定しましたね。
上がるスピードが早く、4時間足のオシレーターも買われすぎとなっていたので決済しました。
その直後、ISMやJOLTSなどの米経済指標が弱かったことで急落しましたが、すぐ戻った。「強いな」と思ったのですが、今朝のフィッチによる米国債格下げで下がりましたね。
――結果的にいいところで利益確定できました。ここからの米ドル/円はどう見ていますか？
買い目線です。ナンピン前提なら今日の142円台前半で雑に買っていたと思います。ただメルマガでは極力ナンピンしないようにしているので、もう少し押し目を待ちたいですね。
――押し目買いの水準はどこを見ていますか？
いちばん浅いところだと7月21日高値の141.95円です。
ただユーロ/円や英ポンド/円などのクロス円が前回高値の手前から落とされているため、もう少し深く調整する可能性も考えています。140円を割ることはないだろうと思うので、7月27日高値の141.30円水準あたりでしょうか。
米ドル/カナダドルの短期トレード
――米国債格下げの影響はどう見ますか？
円高・ドル高・株安、つまりリスクオフですよね。オセアニア通貨、資源国通貨も下げています。フィッチ1社が格付けを下げたくらいでそこまで大きな影響があるとも思いませんが、もう少し様子を見たい。今はあまりやることがないですね。
チャートだけなら米ドル/カナダドルが、おやっ？という形になっています。日足はレンジを上抜けて、1時間足ではレンジの上限がサポートに変わっているので、前回高値くらいまでは上がってもよさそうに見えます。
米ドル/カナダドル 1時間足
ドルインデックスは節目超え。ドル高が続くのか
――ドルインデックスはバカラ村さんが節目と話していた102ポイントを超えてきました。
ユーロは経済指標の弱さが目立ちファンダメンタルズ的に買いにくいし、ドルインデックスも上がってきたとなるとドル高方向で考えざるを得ないですね。
ここからの値動きとしては、下降トレンドラインを参考にしています。2本のラインが引けるのですが、僕が選ぶのは角度がなだらかなライン。こちらだとチャネルラインもきれいに引けるからです。
ストキャスティクスが上がってきているので、このまま上がるのではなく重要な節目である100.80付近まで下げてから反発する、といったイメージでしょうか。
向こう1か月くらいでの戦略ですが、100.80か、その手前の101くらいまで下げてから反発したのを確認したらドル買い方向でスイングのポジションを取るかもしれません。
ドルインデックス 日足
豪ドル安は欧州通貨とのペアにも注目を
――昨日、政策金利を据え置いた豪ドルの弱さも目立ちます。主要通貨のなかで今日もっとも売られていますし、過去1週間、過去1か月でも最弱でした。
主要通貨の中でもっとも政策金利が低いせいもあるんでしょうね。
ユーロ/豪ドルや英ポンド/豪ドルもレジスタンスライン付近まで上がってきて、チャートだけで判断すれば買いたくなる形になってきました。
英ポンド/豪ドル 日足
少しマイナーな通貨ペアのチャート分析は効くか
――ユーロ/豪ドルも英ポンド/豪ドルもあまり取引しない通貨ペアですよね。
ファンダメンタルズ的な要因で通貨の強弱がよほどはっきりしていないと取引しないですね。
あとは短期的に勢いがでているとき、スキャルピングとまでは言わないですが、短期でつまみ食いするような感じです。
――英ポンド/豪ドルはきれいなトレンドラインが引けてしまいます。英ポンド/豪ドルのような出来高が少なそうな通貨ペアでもトレンドラインやチャートの節目は効きますか？
トレンドラインはそこまで強く効かないと思っています。チャートだけでトレードすると勝率は半々くらいかな、という印象なので、ファンダメンタルズ的な材料がほしいですね。
ポンスイのレンジでわかるスイスフランの方向
――その他の通貨ペアで注目は？
スイスフランがしばらく弱いかもしれない、と思っています。
「ポンスイ」（英ポンド/スイスフラン）は長くレンジが続いているのですが、今はレンジの下限から上限へと向かっています。ポンスイがレンジ下限へ向かっていれば他通貨に対してもスイスフラン高、レンジ上限へ向かっていれば他通貨に対してもスイスフラン安となることが多いんです。
英ポンド/スイスフラン 日足
オフ会のお知らせ
――メルマガは9月末で終了ですが、9月16日にメルマガ購読者を対象としたオフ会が開催されます。
セミナーのような感じで相場の話もしますが、全員と話せるよう皆さんと交流する時間を多めにとっています。
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