今週のトレード
英ポンド/米ドル売り@1.2375(9月19日)→利益確定@1.2270(9月19日)
損益+105pips
ユーロ/米ドル買い@1.0565(9月27日)→保有中
含み損益-20pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」(※9月末配信終了)でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
1時間足の21移動平均線に沿ってきれいに下げる英ポンド
――英ポンド/米ドルの売りは105pips幅の利益確定になりました。
ちょっと利食いが早すぎました。もったいなかったですね。BOE会合以降、英ポンド/米ドルは1時間足の21移動平均線に沿ってきれいに下げています。
そろそろ上抜けするかなと思いながら見ていたのですが、先ほども21移動平均線で上値を叩かれました。
――たしかに、きれいな下落トレンドですね。
英ポンド/米ドル 1時間足
英ポンドは強力なサポートゾーンが間近に
長期でいえば、1.20台から1.19なかばにかけて強いサポートゾーンになっています。そこではいったん止められるんだろうなと思うのですが。
――このサポートゾーンでは、ほとんどがヒゲとなって跳ね返されているんですね。下で推移したのは昨秋のトラスショックのときくらいです。
今回もサポートゾーンではいったん反発すると思うので、そこは買ってもいいように思います。
反発が弱いようだと前回安値の1.18台が見えてきますね。
英ポンド/米ドル 週足
米長期金利は上昇チャネルの上限に到達
――為替市場全体を見渡すと、欧州通貨が売られ、米ドルが買われる流れが鮮明です。
期末が近いので難しいときですね。月末フローがなければトレンドに沿ったポジションでいいのでしょうが……。
気にしているのは月末、期末の影響です。ロイターでは「月末取引はドル買いが優勢になる公算が高い」とのアナリストコメントが掲載されていましたが、リバランスを素直に考えれば今月末のフローはドル売りではないかと思っています。
――メルマガのポジションでは今日(9月27日)、ユーロ/米ドルを買いました。
ドル買い・欧州通貨売りが続いていますが、その勢いは徐々に弱まっているようです。
米長期金利も過去2回、跳ね返された上昇チャネルに到達しました。そろそろ反転する可能性が高いと見ています。
米長期金利(米10年債利回り) 日足
ドル円は上昇チャネル上限まで待って売り
――米ドル/円も買われていますが、介入警戒からジリ上げにとどまっています。
SNSなどを見ていると売っている人が多いようですが、この水準ではまだ売りたくない。
何度も話したとおり、上昇チャネルの上限に達したところでは売ろうと思っています。
米ドル/円 日足
「介入で5円下がったら買い」は裏をかかれる可能性
――メルマガでは介入について「神田財務官は何をしてくるのか予想するのが難しい」と書かれていましたね。
介入で落としても元の水準に戻ってしまっては意味がないですから、投機筋の警戒感を高めさせないといけません。ところが「介入が入れば5円下がる」というのがコンセンサスになりつつあり、つまりは「5円下がったところで買えばいい」という雰囲気になっています。
もし僕が神田財務官だったら、たとえば「2回にわけて初日に7円落として、翌日上がったところで再び3円落とす」といったように「お小遣いチャンス」にさせないための工夫をなにか考えますね。
――去年10月の介入でひろゆきさんが言っていた言葉=お小遣いチャンスですね。ひろゆきさんがRTしてくれた私のツイートはインプレッションが200万を超えました。あの影響力を考えると、ひろゆきさんの意向=為替市場一般の考え方とも取れそうです。
ひろゆきさんは今週、「150円を超えないように日銀介入がある」ともツイートしていました。誰もが介入を意識し、5円落ちたら買おうと思っているだけに150円手前では入らないのかもしれません。
「バカラ村のFXトレード日報!」2022年からの獲得pips
9月16日(土)にはメルマガ購読者を対象としたオフ会が開催されます。受付は終了していますが、興味がある方は高城までご連絡してみてください。