今週のトレード
米ドル/円売り@134.55(2月22日)→建値決済@134.55(2月22日)
損益 ±0pips
ユーロ/円売り@143.05(2月24日)→損切り@143.75(2月24日)
損益+70pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
3中銀の金融政策に注目
――先週は2トレードでした。米ドル/円のショートは建値で決済、ユーロ/円のロングは70pipsの利益となりました。
ユーロ/円はきれいに上がってくれましたが、手仕舞いが早すぎたことは反省ですね。ECBは12月、1月と0.5%ずつ利上げし、3月も0.5%利上げの見通し。さらに5月もという観測が出ています。FOMCの利上げ幅は0.25%だし、もうすぐ利上げが終わるかもしれない。そうなればユーロは底堅くなりますよね。だからといってドルが一方的に下がるとも思えないんですが。
ユーロ/円 1時間足
――バカラ村さんは以前からドル高目線でしたが、このところそれが弱まっているようにも感じます。
ドル高目線は変わっていないんですが、以前のように「どこでも勝っても儲かる」ようなドル高は終わって、慎重に買い場を探さないといけないかなと思っています。
10日の日銀、「リスクリワードの高い戦略」は
――来週3月10日は黒田さん最後の日銀会合ですね。
金融政策変更への警戒感が薄いようなら、逆にYCCを変更・撤廃する可能性はあるかなと思います。12月のYCC修正ではドル円が6円下がりました。「6円しか下がらないならやるか」と黒田さんが思っても不思議はないですよね。もし撤廃したら、次の円高材料はマイナス金利の修正ですが、それはまだ先。円買い投機の材料をつぶした上で新体制に引き継げるなら、黒田さんにとって御の字かもしれません。
現状維持でもそれほど上がらないでしょうし、サプライズなら6円下落と考えると、発表前にショートを仕込んでおくのはリスクリワード的に悪くない戦略だと思います。ギャンブルになりますけどね。
今週はユーロ/米ドルの4時間足に注目
――先週、教えてくれたポンド/豪ドルはみごとターゲットに到達しましたね。
ただポンド/NZドルが下がってきたので、ポンド/豪ドルもここまでかもしれません。今は日足レベルだと、これというチャートがないんですが、ユーロ/米ドルの4時間足などは面白いかもしれません。
ユーロ/米ドルは1.05台から1.08程度のレンジだと思うのですが、4時間足レベルではレジスタンスだった21移動平均線がサポートに変わり、底をつけたように見えます。あとは日足がトレンド転換を示す「包み足」ともなっていますね。
――ただ、ドル売りの目線になるのでメルマガでは配信しない、ということですね。
そうですね。最近はずっと「ドルか、ドル以外か」という為替市場だったのですが、この2、3日は円を中心になったようにも見えます。来週10日の日銀に向けて、クロス円にも注目でしょうか。
ユーロ/米ドル 4時間足