週刊スイング会議

「重要なラインを構成する3つの条件」とは

今週のトレード

豪ドル/米ドル売り@0.6730(3月2日)→利益確定@0.6630(3月9日)

損益 +100pips

米ドル/円売り@134.40(3月13日)→利益確定@133.15(3月13日)

損益 +125pips

この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。

投資戦略フェア、ありがとうございました!

――先日(3月11日)は投資戦略フェアでのセミナー、おつかれさまでした。

バカラ村さん

ご来場いただいた方、ありがとうございました。

3月11日の投資戦略フェアではジュンさん、平井聡士さんも含め当サイトのメンバーが勢ぞろいした

――先週は豪ドル/米ドルが100pipsで利益確定、そして米ドル/円のショートも125pipsの利益となり、2022年来の利益が1200pipsとなりました。

バカラ村さん

米ドル/円はすぐに下がったので結果的にデイトレードになってしまいました。メルマガではなるべくデイトレードにならないようにしているので、その意味では失敗です。

2年債と10年債、ドル円との相関が強いのは

――投資戦略フェアでは「米ドル/円の参考にするには、どの年限の米金利を見ればいいか」との質問もあったそうですね。

バカラ村さん

米2年債利回りか米10年債利回りか、どちらかを見ている人が多いと思うんですが「どちらかひとつ」と言われたら10年債ですね。米ドル/円との相関係数は10年債のほうが高いので。

米ドル/円 日足と米2年債&米10年債利回り

2年も10年も米ドル/円と同方向に動いているが、相関係数がより高いのは10年

――ちょうど先週、「ショックがあるかも」と話していた直後、米銀の経営破たんが相次ぎ、まさにショック的なリスクオフ相場となりました。米ドル/円のこの先はどう見ますか?

バカラ村さん

売りでしょうね。今日(3月15日)の高値は過去に何度も節目となってきた価格。これも投資戦略フェアで話した「重要なラインの条件」を満たすラインで、きれいに反発して下げました。

重要なラインの条件

1,反発した回数が多い

2,維持された期間が長い

3,市場の注目度(出来高)が高い

米ドル/円 日足

2月17日の高値135.10円前後はレジスタンスとなりブレイクするとサポートへと役割を転換。再びレジスタンスの役割を果たした

SVB騒動でドル安が再び強まるか

――円高ドル安ですね。

バカラ村さん

ドル安ですね。昨年10月以降のドル安相場が再来しているんだと思っています。昨年10月からはFRBの利上げ停止が意識され近い将来の利下げも織り込まれてドル安が進みましたが、「利上げ停止は意外と先かもしれない」との思惑からドル高が進んでいたのが2月以降です。

ところが、シリコンバレーバンクなどの件で早期の利上げ停止が現実味を増し、消えていた年内利下げの織り込みも復活してきました。年内どころか6月利下げの観測すら台頭しています。こうしたことからドル安が再開する可能性が高まっているのではないでしょうか。

バカラ村のFXトレード日報!」2022年からの獲得pips

今週は225pipsを上乗せし2022年からの累計は1200pipsに

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