今週のトレード
米ドル/円買い@1401.90(6月20日)→保有中
含み益±0pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
ドル円の天井は近いか
――現在のポジションは米ドル/円のロングですね。
長く引っ張るつもりはありません。「1ドル145円へ」という声も増えてきましたが、このまま上がり続けるとは思えないんですよね。
IMMポジションは円売りに偏っていて、151円94銭をつけた去年10月の水準を超えています。先週のFOMCでは年内2回の利上げが示唆されましたが、打ち止め感は去年10月よりも強まっているし、市場参加者もあと2回の利上げに懐疑的です。そうなると上昇には限界があるのかな、と。
――先週も上値は142円、143程度ではと話していましたよね。
その見通しは今も変わりません。上がる材料は、米10年債利回りが上がりそうなチャートになっていることくらいなんですよね。今はロングを早めに利食いして、米ドル/円のチャートが崩れる形になるのを待ちたいですね。
米ドル/円 日足
――売りの形とは、たとえばあと5本、6本くらいのローソク足を使ってWトップのようなフォーメーションになる、とか?
そうなれば安心感はありますし、あるいはドル高の材料が出て「誰が見ても買いだ」というチャートになってから否定されるブルトラップになったり、ですね。
ユーロ円は「今日の終わり方」に注目
――クロス円も強いですね。
ただ今週から調整入りですね。オセアニア通貨のクロス円は先週から価格調整に、欧州通貨のクロス円は時間調整に入っています。これで調整が終わって再び上がり出すのか、いったん天井を付けたのか――。
その意味で注目しているのが「上ヒゲ」。英ポンド/円の日足は今の時点(9月21日19時30分時点)で上ヒゲとなっていますし、ユーロ/円も上ヒゲとなって今日を終えるようだと円を買いやすくなりますね。
クロス円 日足
ドル安がまだ続くかもしれない理由
――ここまではドル安・円安によるクロス円の大幅上昇でした。円安については先が見えてきたとの見通しですが、ドル安についてはいかがですか?
ドル安はまだ続くように見えます。ドルインデックスは100.80~105ポイントくらいでのレンジをイメージしていましたが上値を切り下げてきています。
100.80をサポートとしたディセンディング・トライアングルとなりそうですから、セオリーとしてはいずれサポートを下抜けることになり、まぁまぁ強いドル安が始まることになるんですよね。
ドルインデックス 日足
――明日(6月22日)は英ポンド、スイスフラン、トルコリラの政策金利発表ですね。
英ポンドは0.25利上げか0.5%かで見通しが割れていますね。
気になっているのは英ポンド/スイスフラン。日足は三角持ち合いを上抜けしたように見えるんです。ラインの引き方次第なのでまだはっきりしませんが、本当に上抜けということであれば(先ほどのドルインデックスの見通しと合わせて)ポンド/米ドルは買っていい、ということになります。
でも英ポンドはインフレ率が高すぎて、まだ半信半疑なんですよね。
――長めの時間軸での見通しですから、慌てて飛び乗らなくてもよさそうですね。
英ポンド/スイスフラン 日足
「バカラ村のFXトレード日報!」2022年からの獲得pips
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