ついに仲値まで動かなくなった……
とうとう仲値もボラがなくなってきましたね。
――ツイッターでも「どんどん僕らの仲値が、、」と嘆いていましたね。
全体のボラが低下する中で、昨日(6月7日)の仲値はとくに動かなかったですよね。
1時間足レベルで見たとき、今の140円はど真ん中。高値・安値を更新したりストップを狩りにいくような水準ではない。そりゃボラが出ないだろうなって。
米ドル/円 1分足(6月7日朝)
抜けないと思ったら①手を止める、②内側を狙う
――そんな中でも、平井さんはプラスを維持していますね。
「小さなpipsを積み重ねるとこうなる」ということですよね。やっていて気持ちよくはないし、「今の相場だったらこういうトレードをすべきかな」といろいろ試しています。
――昨日朝の139.50円もそうでしたが「抜けそうで抜けない、抜けても走らない」といった値動きが増えているようにも感じます。
順張りトレードだけだと抜けなくなったら勝てない。どれだけ早く手を止められるか、ですよね。
――抜けそうで抜けずに損切りが続いているときこそ「最後にはブレイクするはず」と手が止まらなくなりますよね。
完全にそれとの戦いです。1本のラインで4pipsくらいヤラれるとメンタルに響くので手を止めるか、やり方を切り替えるか。そんな相場でもラインの内側を取りにいくとか、やりようはあるので。
「負けて始まる朝」は引きずりやすい
朝が勝ちにくくなったのは大きいですね。朝に負けて始まると、その後のメンタルにも影響する。普段やれてたことができんくなるし、焦ってトレードして「抜けへん、抜けても走らへんし、入らなかったときだけ走る」ってなったらメンタルはほんましんどくなる。
しかも押し目も戻りも深い。深く食い込んでから思った方向へいくので今までなら損切りしていた幅も耐えないといけないし、その結果さらに向こう側で切らされることもある。普段より値幅を大きく見ないといけないので、その分メンタル負荷も大きくなります。
値動きが遅いから、あらゆる抵抗線で止まるイメージもある。ティックレベルの抵抗線でも止まるし、値動きが出始めるとレートが飛ぶ。折り返すときも飛んで帰ってくる。
動き始めの1ティックが大きいし、そこからは伸びない。飛んでから入ったら深い押しに耐えることにもなるんですよね。
「値幅の感覚」がある人は強い
――その一方で経済指標ではよく動いています。
ボラは出ているんですが、値動きは難しい。今は順張りも逆張りも秒スキャも分スキャもできる「オールラウンダー」が圧倒的に強い相場と思うんです。とくに「この指標だったらゼンモ(全戻し)やろ」とか「この指標でこの結果ならもっと伸びる」といった値幅の感覚がある人が強い。
値動きに反応することしかできない人だと5月の成績は伸びていないと思う。僕のまわりは値動きタイプがほとんどですが、ジュンさんのまわりにはいろんなトレードアイディアを持った人が集まっていると思うんです。
ゴルフにいったりサウナにいったりして、相場にいない人も多いですけどね(笑)。
来週は値幅が出るはず、難易度はともかく
――来週は13日(火)の米CPIを皮切りに14日(水)FOMC、15日(木)ECB、16日(金)日銀と毎日のようにイベントがあります。
5月の第2週は値動きが悪かったので、6月第2週にあたる今週も悪い可能性があるとは思っていました。一発でも大きな波形ができあがると変わってくると思うので期待したいですね。
日経平均が荒れまくっていますし為替もまだまだ動くんじゃないですか。難易度はともかくとして、値幅自体は出てくれると思います。