今週のトレード
英ポンド/米ドル売り@1.2405(4月19日)→損切り@1.2500(4月25日)
損益 -95pips
豪ドル/円売り@89.70(4月25日)→保有中
含み益140pips
この企画ではバカラ村さんが自身のポジションを公開しているメルマガ「バカラ村のFXトレード日報!」でのトレードを振り返りながら来週に向けての戦略を教えてもらいます。また最後にはメルマガでの累計獲得pipsも紹介していきます。
2014年高値に近づくユーロ/円、反転は
――前回の更新からは英ポンド/米ドルが95pipsの損切りとなりましたが、豪ドル/円のショートが育っています。現在140pipsほどの含み益ですね。
そろそろ利益確定しようかと思っています。日銀が控えていますし、ユーロ/円や英ポンド/円が上がっている中で豪ドル/円が下がっているというのが気持ち悪いんですよね。
――今月は欧州通貨の強さとオセアニア通貨の弱さが際立っています。SNSでもユーロ/円や英ポンド/豪ドルの上昇が話題です。
ユーロ/円は昨日(4月25日)の日足が高値圏での「包み足」となり、MACDもデッドクロスしそうな形になっています。反転は近いのかなと思っているのですが、今日の欧州市場ではまたユーロが買われているんですよね。月末なのでリバランスによるユーロ買いが出ているのかもしれません。
ユーロ/円 日足
バカラ村さんの得意技「超縮小」分析
――となると月末を通過したらユーロ/円の反落が始まるのでしょうか?
ユーロ/円を売るのなら、ユーロ/豪ドルの反転を確認したいですね。強弱が今、いちばんはっきりしている通貨ペアのひとつです。ユーロ/豪ドルは今週、4時間や1時間といった短期の足ではいったん天井を付けたように見えましたが、さらに上がってきました。異常な強さですね。
ただ、4時間足のMACDは今日の上昇で過去と比べても、かなりの買われすぎ水準まで上がっていて、こちらも反転が近いイメージです。
ユーロ/豪ドル 4時間足
水星の逆行とFOMCでの売買方針
――ユーロ/豪ドルの反転はそう遠くない、ということですね。
そうですね。もうひとつアストロロジー的に今は水星が逆行中です。水星の逆行中は乱高下しやすく、勢いよく下がったと思ったら全戻ししたりすることもある。当面は欲張らず、確実に利食ったほうがよいのかなと。それも豪ドル/円の手仕舞いを考えている理由です。
――水星の逆行はいつまでですか?
5月15日まで続きます。
――4月28日が日銀、5月3日がFOMC、4日がECBとイベントが続きますね。
FOMCは0.25%の利上げ予想ですが、市場は今回で利上げ打ち止めのシグナルが出るのではと期待しています。ただ、インフレが収まるとはかぎらないし、再利上げに含みをもたせるんじゃないかと思うんです。そうなるとドル高が始まる可能性もあります。
――そのときは米ドル/円の買いですか?
ECBはまだ利上げが続くのでユーロ/米ドルではないでしょうし、米ドル/円になるでしょうね。ただFOMCの発表は真夜中。深夜のメール配信は避ける方針なので、メルマガでのポジションにはならないかもしれません。