スキャルピング勢を中心に日々の収益をツイッターやブログで公開する人が増えています。目についた人たちの月次損益を不定期でまとめています。
前回が3月のまとめだったので4月から6月までのまとめです。この記事を書いている時点(7月2日)ではまだ6月収支を出していない方もいるので、気がついたら追加するかもしれません。
勝手にまとめて申し訳ありません。差し支えのある方がいらしたら表から削除します。お手数をおかけして恐縮ですがコメントやツイッターのDMでご連絡ください。
お名前 Twitterリンク | 前月比 (6月vs5月) | 6月 | 5月 | 4月 |
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ザッキーさん | 4.0% | 16,785,250 | 16,145,984 | 10,960,290 |
hiroさん | 19.3% | 10,126,000 | 8,487,000 | 10,900,000 |
ナナキさん | 33.1% | 7,320,000 | 5,500,000 | 835,000 |
タンピンFXさん | 36.1% | 6,970,000 | 5,120,000 | -1,340,000 |
IMA fxさん | 136.8% | 4,500,000 | 1,900,000 | -2,000,000 |
乱立さん | -20.3% | 4,390,000 | 5,510,000 | 2,480,000 |
アキシンFXさん | 33.9% | 4,329,670 | 3,232,320 | 1,351,160 |
セガタカさん | 175.3% | 4,049,720 | 1,471,120 | 1,154,630 |
ソルトマンボーイさん | -2.9% | 3,640,000 | 3,750,000 | 2,630,000 |
hiroyukiさん | 191.7% | 2,733,800 | 937,077 | 3,179,569 |
エレンさん | 216.1% | 2,557,350 | 809,121 | 158,087 |
TSUYOSHIさん | 679.3% | 2,355,000 | 302,200 | -2,026,700 |
ピーターさん | -54.8% | 2,101,260 | 4,646,180 | 2,595,500 |
Zeroさん | 79.8% | 2,051,700 | 1,141,400 | 814,850 |
NESSさん | 213.5% | 722,610 | -636,560 | -1,254,500 |
はんさん | -34.0% | 641,380 | 971,450 | 261,840 |
ドンマルFXさん | 255.1% | 279,300 | 78,650 | - |
預金7億円男★大先生 | -358.0% | -38,254,600 | 14,824,900 | 14,799,660 |
4月から5月で2倍増、6月も好調を維持
5月以降、年初来高値を更新しながら節目の145円をブレイクし、ボラが高まっています。
今回、表中に引用した17人の損益を合算すると5月に2倍増近くに増えて、6月もプラスとなっています。
- 4月 +3070万円
- 5月 +5937万円(4月比93%増)
- 6月 +7555万円(5月比27%増)
収支が悪化すると報告しにくくなる方も多く、生存者バイアスのようなものが影響しているとは思いますが、苦戦が目立った年初に比べると相場環境は好転しているようです。
※預金7億円男★大先生のブレが大きいため合算から除きました。暴走しての週末持ち越しが原因だそうです。年間収益は9944万円の大きなプラスになっています。
DMMのポイント制度変更、狙いは?
日々の相場環境については日刊スキャル会議も参考にしていただくとして、業者環境を見ると暗い影が落ちています。
注目したいのがDMM.com証券のポイント制度(取引応援ポイントサービス)変更です。変更というか、率直にいって「改悪」です。
これまで「ゴールドランク」(直近3か月の新規取引実績が月間200回以上)だと、米ドル/円1万通貨の取引で2ポイント(=2円)が付与されていました。
たとえばナナキさんの6月の取引回数は3096回。すべて1ショット100万通貨だったとすると、61万9200円分(2ポイント×100ロット×3096回)とかなり大きな金額になります。
「トレードで負けても確実に入る副収入」と考えることもできますし、スプレッドが実質0.18pipsに狭まるとも考えられる、とてもいい制度でした。
ところが、7月31日から大幅に変更され付与されるポイント数は1ポイントへと半減します。
取引が回数が少ない人が該当するシルバーランクやブロンズランクは現状維持であり、また米ドル/円以外の通貨ペアも現状維持です。
「ゴールドランクに該当して米ドル/円を取引する人」を狙い撃ちした変更であり、つまりはスキャルピング勢を狙い撃ちした変更と考えることもできます。
「世界第1位」の半月後にポイント制度変更を発表
去年の半ばに「2022年はDMM.com証券が取引高世界1位になるだろう」といった趣旨のツイートをしましたが、実際にそうなりました。DMM.com証券からもリリースが出ています。
このリリースが出たのは、ポイント制度の変更が発表される半月前でした。邪推すれば、「取引高世界第1位」の称号を獲得したことで今年は「名より実」を取りにいくのかもしれない、と考えられなくもありません(邪推にすぎないとは思いますが……)。
「こうざ だいじに」
一部では「昨年のような大相場になるのでは」との期待も高まっています。昨年前半、ボラが急速に高まった局面で起きたのは「ドル円0.2銭原則固定」からの離脱、変動スプレッドの導入、取引制限の強化でした。
今後、ボラの拡大が定常化してくるようだと昨年と同じことが起こりえます。取引環境の変化に目を配る必要もあるのかもしれません。